2010年 05月 24日
我々にとっては日常的に何でもないと思われる光景というのも 外国人の視点から見るとひとつの興味ある文化として映って見えてくるもの。 趣味としてスポーツ車に乗る人の一部や専門ショップでは ママチャリを軽視して粗雑に扱っている(見向きもしない)ところがありはしないか? しかしママチャリにこそ日本独特のポップカルチャー(大衆文化)があることに気づくことと それを大切にしていくことは大事なことなのだ。 以下はその記事の訳文と出所のぶろぐ 【米国ブログ】日本の自転車ブーム「日本独自の自転車文化を大切に」 日本に滞在中の米国人男性が、自転車ライフについてつづるブログ「tokyotwowheeling.com」では、最近の日本における自転車文化について考察している。 筆者いわく、日本の自転車文化は、サブカルチャーに属しており、ファッション性に深く関連していると述べている。最近日本では、自転車がブームであり、芸術や音楽などと同様に、エンターテイメントとしてファンを夢中にさせているとの見方を示している。 また、日本では多くの人が生活において日常的に自転車を使うとし、ちょっとした用途に便利に自転車を使いこなす生活様式に興味をそそられ、その手軽さが気に入っていると述べている。 筆者自身、駅やスーパー、美容院、デパート、あるいは友人を尋ねる時、子供を保育所に預ける時にも自転車に乗る。またどんな悪天候、雪、雨、台風でも自転車に乗るという。今では歯を磨くのと同じくらい、日常生活の一部分になっていると語っている。 一方、数年前米国に住んでいた時には、地元で多くの人々がサイクリングを楽しんでいたが、ほとんどの人が流行の自転車ウエアを着て、高級自転車に乗っていたという。サイクリングは、趣味や余暇を楽しむレクリエーションであるが、日本のように日常生活の一部分ではなかったことに気付いたという。 最近日本でも、折りたたみ自転車やミニサイクルが人気で、また若者たちは「BMX」やマウンテンバイクを選びたがると説明。このような傾向から、日本にも欧米と同様の自転車文化が到来したように思うとの見方を示している。 しかし、筆者は、自転車の乗り方が多様になるのはよいことだが、日本の自転車文化が変わってしまうことを懸念している。日本のこれまでの自転車文化は、シンプルかつ日常的に自転車を乗りこなす「ライフスタイル・サイクリスト」のことだと語り、日本は欧米の自転車文化の時流に乗らない方がよいと提案。日本の生活に根ざした自転車愛好家を大切にしてほしいと締めくくっている。 *記事:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0517&f=national_0517_013.shtml *tokyotwowheeling.com(英文) *tokyotwowheeling.com(機械翻訳)
by anbsakura
| 2010-05-24 21:24
| BICYCLE
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