2014年 10月 02日
酒税からウイスキーのクオリティーを考える
勢いで買ってしまったトリスブラックですが
衝撃の真実を発見してしまいました(笑

お酒というのは消費税だけでなく本体にも酒税が入っています。
いわば税金の二重取りというおかしな制度になっているのはガソリンと同じです。

そこで改めてウイスキーの酒税を確認してみました。

http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/shiori-gaikyo/shiori/2011/pdf/003.pdf

簡単にまとめると
1Lあたり、ビールは220円、ウイスキーは37度で370円です。
ウイスキーは1°上がるごとに10円高くなります。

さてそこで半額で買ったトリスブラックに当てはめてみます。
トリスブラックは37°なので、あとは2.7ℓを掛けると…
酒税は999円になる。

このトリスブラックは売価2080円の半額だったから1040円でした。
ここから消費税を加えて確か1123円払ったのです。

はて??
とすると自分が酒税と消費税を抜いて本体に払った金額は・・というと
たったの41円。わずか41円で買ったウイスキーということになる。
あとは全部税金に取られたことになるのですよ。

++++++++++

この酒税からウイスキーのクオリティーを考察していくと
とてもウイスキーの違いがわかってきます。

ウイスキーは度数によって税率が少し違うだけです。
高いウイスキーも安いウイスキーも税額はそれほど違いがありません。
となると安いウイスキーほど税比率が上がってくるのです!

これが想像以上クオリティーに大きく影響するのです!

仮に37°で700mℓのウイスキーであれば259円の税金。
もしも640円で売っていたら税金を抜けば381円が本体価格になります。
実質的にこれがそのウイスキーの正体である。
ここから製造コストや流通経費など引いていくと・・
ウイスキーの原酒ってわずか数十円に過ぎない!
これでは美味いわけが無い。

では40°で700mℓ、実売価格が980円だったらどうだろうか?
酒税は280円になりますが、それを差し引いても本体価格が700円あります。
これにかかる製造コストや流通経費はさほど違いが無い。
とするとウイスキーの原価は数倍にも跳ね上がってくる。
50円ぐらいだった原酒が150円でも余裕だろう。

これだけ違ってくるのです。
当然クオリティーは相当違いますよね。
酒税を計算に入れると
安いウイスキーほど店頭での価格差以上に
クオリティーは下がっていると考えていいでしょう。








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by anbsakura | 2014-10-02 21:22 | 飲む、食べる。


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