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2015年 01月 09日
なにゆえママチャリに目覚めたのか-4
バラしたジョブナは、フレーム・泥よけ・チェーンケースなど一部を除き
元のパーツではなくなっています。
ですからレストアベースにしたジョブナの感想になります。

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最初はなるべく軽くするためカゴもスタンドも付けないで乗るつもりでした。
この時点での重さは持ち上げればママチャリと思えないぐらい軽量です。
ママチャリの重さはカゴ、スタンド、リアキャリア、それにカギやサドルなどにあります。
フレームも鉄ですから重いのですが、本体重量に占める割合は
フル装備をしたママチャリになれば2割にもならないはずです。

さて組み立てて試乗するとフレームは柔らかいのにギアの重さはマッチョという
そこから来るアンバランスな乗り憎さなのでした。

フレームはすでに持っているラ・クッションより柔らかいけれど
目指したUフレームのママチャリの感覚には及びませんでした。
同じママチャリでも乗り心地は違うのである。

ママチャリでもスポーツ自転車と同じく一様ではないということですね。
この辺はサイクルショップはもっと乗って考えて勉強をすべきです。
ネット上にも一般車のサイクルショップのサイトが幾つもあるが
単なる仕様紹介で「乗ってみた感想」が著しく少ない、
いや、まったく無いと言える。(読んだことがない)
本当に乗りやすい自転車を紹介することが出来るのだろうか。

さてマッチョなギア比はママチャリの使い易さを左右する重要な要因になる。
ここを直さないとママチャリの良さが見えて来ません。(特に内装3段について)
もし標準のままのギアなら完璧な調整でなければならないのではないでしょうか?
でも、ほとんどのママチャリはかなりルーズな状態で使用するのです。
ならば最初はギア比は軽くしておくべきと思うわけです。

何故重くしたがるのか疑問が残る。
(16Tのママチャリもあるそうだがカタログには一切書いていない)

リアのスプロケットを14Tから16Tに交換しました。
これで大きく変わります。
同じママチャリでもまったく変わるのです。
内装3段はワイドレシオなのでかえって適正なギア比を求められると言えるだろう。
乗り手の年齢性別や使用地形、用途、使用距離等に重ね合わせる必要があります。

これは買った時点でやるべき調整なのです。
何故それをやって来なかったのでしょうね。

ギアを軽くすると自転車も軽くなった感じがします。

この時の状態はカゴもキャリアも両立スタンドも無いわけですから
重たいママチャリとは違う自転車になっています。
それでもこれが適正なギアと感じるくらいなのです。


注)ここでは27インチのママチャリについて書いています。
26インチ、24インチはまた別のギア比になってくるはずです、同じではありません。






by anbsakura | 2015-01-09 21:00 | BICYCLE


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