2015年 01月 10日
「モノの価値」と「イミの価値」
だいぶ前にクロスバイクやロードバイクのブームは終焉したー
と自分の中では思っているわけですが、
それでもスポーツ自転車が売れているというマスコミの記事がありました。

ホントかなぁって正直なところなのですが、
サイクルショップがバタバタと閉店する話もきかないので
ウソを書いているわけでもないのだろう。
それでも走っているクロスやロードに会う機会が減っているのは事実としてある。

そこでこのクロスバイク・ロードバイクにおける
初期と今の違いを考えてみました。

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初期の頃は「ロードレーサー」という新しい世界の興味だったとおもう。
それを手に入れることで何か新しい「コト」が始まる夢見るわけです。
ロードレーサーを買えば何かができる、何かが変わるという期待感のようなもの。
ロードレーサーを買うという意味がそこにあったわけです。
これは他の商品でも一緒ですよね。
この導入時は「イミの価値」があって消費者は競って買う時代です。

が…しかししばらくすると「イミの価値」が変質しだします。
本当はこのシグナルに気づかないといけないのですが
売り手が次第に「イミの価値」を軽んじ「モノの価値」を競い合うようになってしまう。
つまり、「あっちよりこっちが性能がいい」といった差別化です。

これによって機材の性能もあがるし種類も増えます。
ユーザーも一次的にその波に飲み込まれるわけですが、
しかしそれは長く続くことなく次第に醒めていくステップに変化する。
初期の「イミの価値」が薄くなって「モノの価値」ばかりを追求した結果
ユーザーは「イミの価値」を消失してしまうわけですねー

「いったい俺は何をしているのか?」と。

どうもこういう結末になっているのが
メーカーも小売業もわかっていらっしゃらない。








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by anbsakura | 2015-01-10 21:04 | BICYCLE


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