2008年 06月 30日
前回のロードマンタイプを“ランドナールック”と 呼んだことについて補足をしておきます。 これはMTBルックという喩えのようなマイナスな意味ではありません。 少し具体的になりますが 例えば前輪のハブのロックナット寸法、これは92mmでママチャリと同じ、 スポーツ車のクイックの付きの標準は100mmなんですね。 したがってスポーツバイクの車輪は入らない(互換性が無い)ってことになります。 リムも今ではママチャリさえアルミですが、当時はスチールでした。 タイヤもママチャリと同様サイドにもゴムがあるものですから重いタイヤです。 27インチも、27インチであって700Cではありません。 フレームもこのクラスはハイテン鋼ですから軽いフレームではありません。 一部はアルミ部品ですが鉄も多かった自転車です。 * 補足の補足になりますが ここに書いたことは自分の記憶やネットで書いてあったことなので 合っていない部分もあるかもしれません。 またメーカーや機種、年代によって仕様は一律ではありません。 ということでポジション的にはランドナーと同じですが、 自転車自体の性能的な部分はママチャリと共通しているところがあるんですね。 それに変速機をつけてママチャリより走る性能を上げてある自転車とした。 と考えればその設計思想というのがランドナーのような自転車と違うとわかると思います。 ですが実用的観点からするとよかったんですね。 ママチャリと同じように走れた。 それがMTBルックの耐久性の無さと違うところでしょう。 ではこれからレストアしようって考えるのは、どうでしょう? かつて自分が持っていたものを直すというならいいと思うけど、 中古を買ってまでするのは今更ってことになるかもしれません。 クロスバイクを知ってしまった身なら、とても重い自転車と感じるでしょう。
by anbsakura
| 2008-06-30 00:33
| BICYCLE
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