2008年 08月 19日
先日の女子マラソンは期待外れでしたが もっとも残念だったことは野口みずきが直前で断念したことでしょう。 その理由が左足の大腿(だいたい)二頭筋と半腱様筋(はんけんようきん)の損傷だった というのはテレビ等で聞いていたとおもう。 報道では肉離れって書かれていたけど、それより切れているって言った方がわかりやすい。 これって自転車のフレームで言ったらクラックが入ったっていうようなもんですかね。 さすがにフレームにクラックが入っていたら走るのは危険ってことです。 おいらのような乗り方ではフレームを壊すまでにはいかないけど 毎日厳しい走りをすれば、自転車だって金属疲労でヒビがはいるでしょう。 で、最初聞いた時には監督コーチの管理が悪かったんだろうって思ったんですが、 さすがにフレームにクラックが入るタイミングを予期できるかといったら、 それも難しいですよね。 日本の選手の場合は身体能力では黒人や白人に劣っているため、 その分技術と練習量でカバーするという考え方ですからねぇ。 これは高橋を育てた小出さんでも同じでしょう。 これは日本で容認されてるひとつのトレーニング思想ともいえるでしょう。 だけどマラソンなどのアスリートの故障って、 足が路面に接地するショックによるダメージが大きいのも原因でしょ、 だったら仮に1割でも自転車の練習を合間に取り入れたら、 そういう疲労蓄積を減らせると、おいらは思うんですけどねー しかも使う筋肉が違ってバランスも良くなるじゃないかと。 何故、自転車でのロードワークを取り入れないのでしょうかね。 それに関して野口の練習の様子を取材した番組を見てたら コーチはMTBルック車で伴走していて・・ゴールドメダリストの練習にそりゃないぞ 「うーん、コーチは自転車を知らないんだなぁ」って見ていて思ったしだい。 その後に、あの左足故障のニュースでした。 もうひとつ 最近スポーツ科学が発達してきているけど それでもトレーニングは監督・コーチとの二人三脚なんですねー いわば職人の世界みたいなものなんだなぁって感じたことです。 どうもスポーツって考えてたよりクリエイティブな部分があって 実はすごく小さい単位で活動しているんだなぁって、 今回のオリンピックで活躍した選手とコーチが話題になっているのを見ていてわかった。
by anbsakura
| 2008-08-19 23:10
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