2008年 08月 26日
しばらくぶりに自転車のことで考えることがあった。 オリンピックのトラック競技は 日本が100X4で日本男子トラック史上初のメダルを取ったが その逆に大きな動きは、これまで唯一メダルを取っていた マラソン男子が日本の手のとどく処から遠くに行ってしまったことだろう。 金メダルのワンジルは15歳から最近まで日本で活動してきたケニア人。 わずか21歳で日本なら箱根を走っているような年齢。 もう、日本のマラソンではない考えられないくらい若くから世界のトップに立った。 所属していたトヨタもダイヤモンドを助っ人と見てたのか 直前まで日本選手がオリンピック標準記録を出すペースメーカーとして利用してた。 北京では他に先頭集団を形成したのも エチオピアやモロッコといったアフリカ勢でした。 さらに短距離では小国ジャマイカが席巻した。 女子100mは金銀銅独占だし、男子は人間じゃないボルト。 で、こういう映像を見続けているとですね、 細かいことテクニックうんぬんより、やっぱり才能かなって感じるし 走る姿そのものが美しいですよね。 ++++++ そして、この走る美しさっていうのが これまでの自転車のデザインとちょっと違うように思うのです。 自転車の骨格ってやっぱり白人なんですよ。 彼等の分身といってもいい。 欧米の自転車のシルエットには黒人のような パッションを感じるような躍動感はない。 あくまでも彼等の中から生まれた美の価値観の中にある。 そう考えるとあのバネのあるような野性的な走りをイメージする、 そういうデザインの自転車が今はないですよね。 特にロードレーサーで黒人ランナーみたいな自転車ってあるでしょか? あらためてそういう自転車があるとすごく美しく感じるかもしれない どっかのメーカーのデザイナーが気づいてくるかなぁ。
by anbsakura
| 2008-08-26 00:24
| BICYCLE
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