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2009年 09月 27日
ジャイアントのR3に乗ってみた_2
前回のつづき

思ったより走行性能が良かったのは
もしかしたらタイヤがマトモだったからかもしれない。
以前にロードレーサーのタイヤを取り上げた時は
20万円もするバイクが最低限のタイヤしか装着していないのに
R3は5万円なのにマキシスのデトネイターを履いている。
このタイヤ店頭で普通に売っているし2本で6000円くらいする。
あらゆるパーツのコストを下げてもタイヤをケチらなかったのが良かったとおもう。

ジャイアントのR3に乗ってみた_2_a0034181_20584651.jpg

そしてこの自転車のパーツ構成については、
最初からメーカーでチョイスしたパーツでまとまっていると感じた。
あえて改造する余地はあまり思いつく部分が無い。
変速機をグレードアップしても他のパーツとのつり合いが崩れるだけで
これ以上の性能アップはこの自転車の役割を超えてしまうだろう。
ロードのような走りを求めても
フレームのジオメトリーや硬さから
ロード仕様にするのは無理があると乗っていて感じる。

だからもしこの自転車で不満があれば、潔く次の自転車を選んだ方がいいと思った。
ということで
そういう選択する人が多いのもこの自転車かもしれない。
というのもこの自転車にもベーシックな部分で欠けてるものがある。
それは「軽い、速い、安い」けれど「しっとり感」「楽しいと感じる」ものがない。
走った後に心なごませる余韻が残らない。
しかしこれを5万円の自転車に求めるのは無理だから
それに気づいた人がもっと上のクラスを買えばいいんだろうとおもう。

そしてもうひとつは
この自転車がみんなにもエントリー車としてよく知られた存在になっているので
他のサイクリストとサイクリングロードで会っても一瞥を食らわされ
何となく卑屈になってしまうかもしれない、という部分もありそうです。
これは性能とは関係ないですが所有の満足感には影響してくるところでしょう。

++++

*サスペンションタイプのシートポストはデフォルトが一番ソフトみたいなので
 シートポストを抜いてお尻の部分で硬めに調整できます。


所有されてる方には勝手なこと書いてしまいました。
昨日も最初に書きましたが
最初に乗った印象というのはどうしてもシビアに見てしまいがちで
乗り馴れるとまた違う印象になるとおもいます。
おいらの初めて乗った感想ということで読んで下さい。


 
 

by anbsakura | 2009-09-27 22:17 | BICYCLE


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