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2004年 09月 02日
デザインの深層
パッと思い浮ぶこともコトバにすると意図を伝えにくい。
デザインについて少し書いたので、簡潔に。
デザインを日本語に訳すと「意匠」。
あー昔の人はわかっていらしゃる。

クルマでは
デザイン=スタイリング、多くの人はそう捕らえがち。
ところがカタチを造ることは考えるコト。
「概念」を構築すること。
当然、設計は思想もなく適当なアイデアだけでデザインはできません。

でも、真似は簡単。
モデルになるようなものがあれば、それを下敷きにしてデザインできる。
ところがそうしたクルマは心に訴えるものにはならない。
何故だろうかと考えれば、やはりデザインに『意』を感じないからだとおもう。

日本車のデザインは意外に単純だとおもう。
「他車よりも高く見えて、他車よりも機能が多く、他車よりも性能がいい」
という前提の上に立って、そこに「新しく見える」エッセンスを加えるだけです。
これはよい商品だといえるが、本当にデザインといえるのかな。
断片になるけどおいらのデザインについての考え。

自転車でもそうゆう自転車に乗っている人は案外多いです。
デザインの深層_a0034181_2219215.jpg


by anbsakura | 2004-09-02 22:17 | BICYCLE


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