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2011年 02月 08日
デジカメも人と似ているところがある
先日購入のジャンクデジカメについてのインプレッション

買って来たのはペンタックスのE60という機種。
電池の残量レベル表示がオカシイと前に書いたけれど
どうも電圧にシビアな機種みたいです。
単三2本で起動させるので専用のリチウムバッテリーよりも難しいのでしょう。
でも残量表示が少なくなっていても、すぐに写せなくなるわけではない。

しかし前の使用者が何故手放したのだろうか?
撮った枚数をメモリーから見ると300枚も撮らずに手放している。
たぶんアルカリ電池を入れて使ったのだろう。
それで電圧が下がって撮れなくなるのを数回繰り返しているうち
使えないと思ったのかもしれない。
もしエネループを使用すればもっと使えたのだ。

そういうことでデジカメの使いこなしの浅い人でしょうね。
しかも枚数は少ないのに外装はかなりキズだらけで大事に使っていないから
あまり丁寧に考えてみたりすることをしない人だとおもう。
そんなことをこのカメラを触りながら推察してみた。

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さて、そうやって見捨ててしまったデジカメであるが
チョットいじってみたところ、実はかなり使えるデジカメである。
画質的には特に優れているわけでないとおもうし
動作も少しゆっくりといったところがあるが
かなり暗所でもブレずに撮れたのは驚きました。
画質は多少粗くてもブレとかボケてもいないから室内もフラッシュなしで使えます。
さらに超高感度設定にすればISO6400まであるから夜でも平気で写せる。
その他にもペンタックスらしく地味であるが使い勝手はよく考えられている。

一見平凡で、どうもトロいという評価をされている人も
よく付き合ってみたら中身は実力ある人、
のようなところでしょうか。
人もそうですがデジカメも簡単に評価してはダメであるとおもう。

by anbsakura | 2011-02-08 22:55 | デジタルカメラ


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