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2011年 10月 27日
ママチャリだって変わるべき_6
ママチャリは安全か

TBSがピストの制動距離が危ないという警察実験の動画をUPしています。
危険なピスト自転車
http://www.youtube.com/watch?v=0NKGsSVAlnc&feature


結果については一目瞭然ですから文句を言う筋合いはないのだけれど
なんだか釈然としないものも感じますよね。
コメントを見ればさっそく編集企画どおりのピスト批判が書き込まれている。
それでは一般車は安全かというと
そういった疑問さえ見えてこないのが引っかかるのです。

++++++++++
多くのママチャリの全てが安全であると言えるだろうか?
知っての通りママチャリにおいて整備はほとんど放置されている。
自分でブレーキ調整できる人が何割いるだろうか。
ワイヤーが伸びて、ブレーキシューが減っていれば
ブレーキレバーがグリップに当たって中途半端な効き方になっている。
そういう自転車は少なからずあるとおもう。
あるいは片方壊れているものというのも見ています。

また安いママチャリのブレーキアーチは貧弱な造りなものだし
ブレーキレバーもプラスチックなので最初からカッチリと制動せず効きが甘いのだ。
スポーツ自転車に乗っていれば恐ろしく甘い制動力だ。

したがって取り締まりにブレーキの有無だけ調べるなどナンセンスというもの。
取り締まりは制動距離を使用者にテストさせて行うのが正しい。
その程度のこともわかっていないのだ。
こういった自転車だって整備不良としてピストと同じ対象となる。

昨日の統計では事故を起こした自転車の種類や男女別などの項目がない。
しかしそういう項目とのクロス分析も大事だ。
衝突の原因で飛び出した車両にぶつかりそうになってヒヤリとするのは
経験上からもよくあるケースだとおもう。
この時にママチャリに付いたブレーキのブレーキングで
回避できずにぶつかっているのが多いんじゃないかと想像しています。

by anbsakura | 2011-10-27 22:23 | BICYCLE


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