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2007年 09月 10日
自転車はつまらない
って考えてる人は、かなり多いはず。
おもしろいって乗っている人の方が少数派でしょうね。
それでそのワケを<おもしろい派>から<おもしろくない派>の考え方を推し量ってみたときに、
これまでちょっとした間違いを信じていたかもしれない。

自転車を乗らない人の最も大きな原因が電車やクルマとの比較。
それにそんなに走るのは大変といった意見を口に出すことが多い。
これがあまり乗っていない人が話したりすることでよく出る理由なので、
それに対して「あーそれなら、もっとかるい自転車なら平気だけど・・」などと返答してました。

しかしそれが真の理由か?というと
実はど-も違う深層心理の理由がもうひとつあるのじゃなかろーかと、
ある人の話から気づいた。

自転車はつまらない_a0034181_21352933.jpg

それは走っている間<孤独>だからさみしい。
つまり長い時間、<誰もしゃべる相手もなく><何もしないで黙々漕ぐ>なんて
<何がおもしろいの>って考えてるからではないでしょうか。
それが自転車で長距離走る理由の意味を見出せないということだろう。

これは<疲れる>という次元より、もっと深い溝といえるかもしれません。
つまり野球とかサッカーとかテニスとかはもっと疲れるけど、やっているものね。

人の興味とか関心というのは当然違ってきます。
たとえば外の刺激に対する興味とかがあまりない人は自転車には向かないかもしれない。
子供は乗り物に乗れば外の景色をキョロキョロと見てますが、
大人になるとほとんど見ない人の方が多くなります。
それより会話やゲームやテレビや音楽や雑誌などの方が<何かしている状態>なのだ。
ケータイのメールしながら乗っている人が多いことも、そうした理由からでしょう。

自転車って寡黙な時間を楽しめる人のスポーツなんだろうね。

by anbsakura | 2007-09-10 22:16 | BICYCLE


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