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2009年 09月 30日
防犯登録料は誰の懐に?
新車を買うと防犯登録のステッカーを付けるけれど
この手数料が500円かかることは知っているとおもう。(県によって違う)
しかしこの登録手続きで自転車店ではほとんど収入にならないのだそうだ。

では大半の手数料収入はどこへ行くんでしょう?
それも検索したけれど警察ではこの点を説明していないんですよね。
問題は新車だけで年間1千万台にもなるから
500円といってバカにできない金額になる。
単純にみんな登録すれば50億円です。

防犯登録料は誰の懐に?_a0034181_2291395.jpg

さらに住所変更して他の都道府県に移動するとそこで再登録しなさいとか、
無償譲渡でも新しい持ち主が再登録しないといけないとか
(これがかえって無償譲渡などの足枷にもなる)
もちろん中古で買っても登録が義務化されている。
(罰則規定はない)

これだけのことをしてどんなメリットが持ち主にあるかというと
大いに疑問があるようです。
実はおいらも今年の夏に1台の不審な放置自転車を見つけて
KOUBANに照会に行ったんだけれど
台帳を取り出してきてめくっている。
KOUBANではパソコンでの確認もできないらしい。
それじゃ近所の盗難車だけしかわからないじゃないですか。
こういう実態を目にするとオンラインシステムもまともに構築していないようです。

また防犯登録は保険じゃないから何ら保証されないばかりか
仮に盗難があって見つかった場合
遠距離であっても自分が取りにいかないといけないのだ。
その自転車が壊されていても修理代も出ないし
むしろ保管料の請求までしてくる場合もあるという。、
引き取らないと言えば廃棄手数料を請求される。
1万円ぐらいの自転車なら見つかってもありがた迷惑な話になる。

さて、では数十億の手数料ってどこに消えていくんでしょうか?
やっぱり役人の利権のようである。
そうでなければもっと公表されている。

そう考えれば義務とか言われて出してしまうのはお人好しではないか。
盗難予防のためなら
防犯登録の500円でもうひとつカギを買えばはるかに効果がある。

もし入るならば盗難保証がある大手メーカーの高いシティーサイクルとか
あさひなどが独自にやっている盗難保証のある店で買う場合だろう。
この場合は盗難届けを出して追金を出せば新しい自転車が安く買えますからね。

参考資料:同じことをもっと深く考察されている方


by anbsakura | 2009-09-30 22:13 | BICYCLE


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